落ち着く場所は5000ボルト

田植えシーズンでカエルがたくさん出てきています。そんなカエル達を、蛇や鳥が狙っています。そして、カエル達はより安全な場所に身を潜めようとします。

遠くを見つめるようにたたずんでいるカエルですが、その場所は畑を囲む電気柵の上です。黒い碍子とパイプ先端の絶縁部分には電気は流れていませんが、他の金属部分には1秒ごとに5000vの電気が流れています。

小さなカエルなので、パイプを登る時にアース部分に触れなかったので、無事に安全地帯にたどり着けたのでしょう。ここなら蛇も電撃で登れず、カラスなども降り立つことができません。

このあと、さらにパイプの中に身を潜めてしまいました。パイプから顔だけを覗かせているカエルもごく稀にいますね。

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