ピーマンの植付(定植)

昨年少し試験栽培していたピーマン、今年は量産化しています。5月8日にピーマンの苗800株が届き、3日間ほどで植付を行いました。苗が小さく見えずらいですが、写真は植付直後の様子です。


マルチ栽培ですが、黒色マルチを使用しています。夏場は高温になるため白黒マルチの方が良いかもしれませんが、昨年の異常な暑さでもたくさん実が付いたので、今年も同じ黒色にしています。

ピーマンは6月から10月まで長い期間収穫します。通常は収穫期間中に数回追肥を行います。ただ、マルチ栽培のため追肥はとても手間がかかります。そこで、長期肥効性の肥料を使用して追肥をしなくても良いようにしています。

畝を立てて肥料を散布してマルチを張る作業は、とても重労働で手間と時間もかかります。当園ではそれら一連の作業をトラクターと作業機を組み合わせ、一工程で完結できるようにしています。畑作農家にはなくてはならない機械の一つです。

ピーマンは比較的強い作物ですが、最近の干ばつ気味の高温には弱く、定期的に灌水(水やり)をしてやる必要があります。10年前の気候とは全く違い、野菜作りは難しいものになってきてしまっています。