強い日射しから梅雨空へ、丹波黒の種まき始まりました

日射し

梅雨入り前の晴天時、太陽にリング状の虹が現れました。頻繁には見れない珍しい現象のようです。天候が変化する予兆なのかもしれません。

ピーマン

ピーマンが収穫できるサイズの実に育ってきています。まだ数が少なく出荷はできないので、自家用に収穫しました。あと1週間ほどすれば少しずつ出荷できるようになりそうです。飲食店向け出荷もなんとか大丈夫そうなので、少し安心しています。

ピーマン栽培は比較的簡単です。種から栽培すると難易度が高くなりますが、苗から始めれば、大失敗は少ない野菜です。家庭菜園の場合は致命的な病気になることも少ないので、少々手間はかかりますが無農薬に近い栽培もできます(無消毒の種から無農薬で育苗した苗を入手することは難しい)。

出荷用栽培の場合は、病気の予防がとても大切で、深刻な場合は全滅してしまうこともあります。予防薬や治療薬を使い分けて防除しなければならないのですが、農薬には使用量や使用上限回数、収穫何日前まで使えるかといった制限があります。ピーマンは長期間の栽培のため、天候によっては防除がとても難しくなる場合があります。耐病性の劣る品種では全滅させてしまうこともあります。

梅雨入と同時に丹波黒の種まき

丹波黒のの種まき

機械トラブルや新規開墾地の影響もあり、畝立てが梅雨入りギリギリまでかかってしまいましたが、一段落して丹波黒の種まきを始めることができました。

最近の気候では、6月10日~6月25日頃が種まき適期です。早まきすれば株が大きく育ち、遅まきすれば小さく育ちます。ただし、圃場の日照条件や土壌条件によって、その年の気候(日照・雨量)によって、さらには管理の仕方によっても早まきが良いか遅まきが良いかが変わってきます。一番良いのは株が大きすぎずに実がたくさん付くことですが、異常気象が当たり前になってからは特に難しいポイントになっています。

今年は面積自体はそれほど変わっていないのに昨年より若干株数が多く、種まき作業だけでも腰痛・肩こり・眼精疲労。。。大変ですが、不思議と楽しいのです。

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