黒豆に近づく丹波黒と花菜

10月の始めから収穫が始まり、だんだん熟してくる丹波黒ですが、枝豆としてのシーズンはもう終盤です。
始めはほんのり黒っぽい色をしていた豆の薄皮が今はこんなに黒くなり、独特の風味は日に日に増し、好きな方にはたまらない味わいのピークを迎えています。
2011熟した丹波黒
我が家では毎日、傷がついたり虫食いの疑いで取り除いた枝豆を食べていますが、やっぱり熟してきた今頃の枝豆が一番美味しい!
種をまいてから猿や鹿の害にヒヤヒヤするし、夏の暑い時期の水や土寄せの管理が大変だし、収穫の時も喜びつつ葉とりや調整でクタクタになりますが、美味しいので作るのをやめられません。
喜んでくださるお客様以上に、自分たちが食べたくて作っています(笑)
これから篠山市内の畑では年末の黒豆収穫に向けての作業に変わっていきますが、当園の丹波黒は今年他の作物の都合で手に負える分少なめに作っていた事もあり、ほぼ無くなってしまいました。
黒豆も期待してくださっていたお客様、すみません。
今年は予想以上にたくさんのご注文をいただき、シーズン中に注文受付ストップという状態になってしまいましたので、来年は頑張ってもう少し多めに作ります。ぜひ来年もたくさんの皆様に食べていただけますように、頑張りますので待っていてくださいね。
さて、畑では原木しいたけよりひと足先に、花菜(菜の花)の収穫が始まりました。
今年は特に早めに作付したので、例年より半月近く早いのですが、まずまず順調につぼみをつけています。
2011菜の花
馴染みのない方も多いかもしれませんが、お浸しや和え物だけでなく、いろいろな料理に使えるんです。春頃によくテレビでおしゃれにパスタの彩りに使われているのを見たりしますが、11月頃から収穫できるので、お鍋にもお味噌汁にも、おでんにも合うんです。
葉っぱも食べられ、ボリュームもたっぷりでビタミンやカルシウムなどの栄養がバランスよく含まれている野菜です。もう少ししたら販売も開始しますので、ぜひお楽しみに。

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